■ ID | 624 |
■ 種類 | 論文 |
■ タイトル | Phase analysis of interference signal with optical Hilbert transform based on orthogonal linear polarization phase shifting |
■ 著者 |
Violeta Dimitrova Madjarova
埼玉大学大学院 Hirofumi Kadono 埼玉県環境科学国際センター Naoaki Kurita 埼玉大学大学院 |
■ 出版元 | |
■ 出版年 | 2009 |
■ 誌名・巻・号・年 | Proceedings of the Fringe 2009, 132-137, 2009 |
■ 抄録・要旨 | スペックル干渉法は散乱性の物体に適用できるため植物などの生態試料の観察に適した方法である。これまでに時間領域で位相を高精度に解析する時間領域Hilbert変換位相解析法を提案した。しかし、この手法では符号の不確定性が生じるため、外部位相変調器が必要となっていた。本研究では、マイケルソン型の干渉計に偏光素子を用いてp-およびs-偏光の間に90度の位相差を導入した。検出側の光学系にWollastonを用いることにより、これらの位相が90度ずれた干渉画像を1台のCCDカメラ上に結像する光学系を提案した。これにより、1枚の画像から物体の位相分布の解析が可能となるため、物体の動解析に特に有効である。実験では、鏡面物体および粗面物体を用いて提案した手法の有効性を検証した。 |
■ キーワード |
| 一覧に戻る |